08.プロジェクト・リスク・マネジメント(Project Risk Management)

プロジェクト・リスク・マネジメント(Project Risk Management)とは


プロジェクトに関するリスクのマネジメント計画、特定、分析、対応、監視・コントロール等の実施に関するプロセスと活動です。

プロジェクト・リスク・マネジメント(Project Risk Management)の構成


⑧プロジェクト・リスク・マネジメント

リスク


プロジェクトマネージメントでは、計画からの離脱をリスクと定義しています。リスクは下記2要因に分類されます。

  • 内的要因
  • 外的要因

リスク・コントロール


対応したリスクや受容したリスクを追跡し、新たなリスクを分析し対応するプロセス。プロジェクトを全機関にわたり、リスク対応計画を実施し、特定したリスクを追跡し、残存リスクを監視し、新たなリスクを特定し、リスク・プロセスの有効性を評価する。

リスクマネージメント計画


リスクマネージメント計画とは、プロジェクトに対して、リスクマネジメントプロセスがどの様に導入、監視、コントロールされるかについて記述する計画です。

リスク特定


リスク特定とは、どのリスクがプロジェクトに影響を与えるかを見定め、その特性を文書化するプロセスです。リスク登録簿に記述する。リスク登録簿はこの時点で初めて作成され、後続のプロセスで更新されます。つまり、一度だけでなく繰り返し実施する。可能な限り多くのステークフォルダの参加が望まれています。

定性的リスク分析


定性的リスク分析とは、リスクの発生確率と影響度の査定とその組み合わせによって、その後の分析や処置のために、リスクの優先順位付けを行うプロセスです。

定量的リスク分析


定量的リスク分析・プロセスでは、特定したリスクがプロジェクト目標全体に与える影響を数量的に分析し、コスト、タイムの目標達成の確認を行います。

リスク対応計画


リスク対応策を検討するプロセスです。良い要素は最大化、悪い要素は最小化します。

コンティンジェンシー予備とマネジメント予備


コンティンジェシー予備


プロジェクトの実行時に発生が想定されるリスクに対する引当。「既知の未知」と呼ばれる。

リスク再査定


定期的に実施し、新たなリスクの特定、現在のリスクの再査定、放置されたリスクの終結を実施する技法。

予防措置


予防措置では、リスク事象からの悪影響の可能性を減少させリスクが発生しない状況にします。

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